雨ふりうさぎの覚え書き

忘れっぽいので、日々の覚え書きを

委ねて眠る

平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。(旧約聖書 詩篇48

 

6月からは2年越しの官公庁への事業申請案件に悩まされた。

行政が求める事業の形と、会社として応じられる体制のギャップに板挟み。

複雑奇怪な申請手続きに翻弄され、毎晩2時、3時までパソコンに向かう日々。

心配する夫からは毎晩、今日は必ず○時までにベッドに入ること、と約束させられ、

毎日が不安と心配に支配されていた。

 

冒頭の聖書の言葉に、自力で解決しようともがく自分の惨めな姿を認識させられたのが6月も下旬。

 

それからはよく眠った。休日も夫との散歩に出かけた。食事もしっかりとった。

 

そして今日、問題の解決のドアが開いた。

 

感謝です。

人を大切にする会社

会社は利益のために存在し、人はコストだと考える会社がある。

片や、会社は社員を幸せにするために存在し、利益は取引先含めた社員全員が幸せになるためのものだと考える会社がある。

 

戦後日本の企業は、前者が圧倒的多数だったから、「会社は社員の幸せのために存在するなんて、絵空事。そんな甘いことを考えたら潰れてしまう」と、多くの人は当たり前のように考える。

 

でも、そうは言っていられない時代がやってきている。

 

人を大切にする会社は地域や顧客から大切にされ、従業員は自分の能力を十分に発揮し、伸ばし、貢献しつづける。そういう会社こそが存続するというロジックが理想論ではなく真実として受け入れられる時代だ。

 

「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」という法人表彰制度があって、注目されている。この賞にあこがれる経営者は毎年増えていて、経営者を集めた勉強会はいつも盛況だ。審査要件は厳しく、社員とその家族を徹底的に守りぬき、十分な給与水準を満たし幸せにする経営を行っていなければならない。

 

 

給与や雇用の補償、福利厚生、やりがいや働き甲斐への工夫ばかりではない。取引先に対して無理なコストダウンを要求していないかとか、そういう視点まで含めて審査される。この着眼点は凄い。いくら社員を幸せにするために会社の利益を確保しても、それが下請けの犠牲の上に成り立っているなら、虚構に過ぎないからだ。

 

毎年、大企業から地方の零細企業まで、実に様々な企業が受賞するが、受賞企業は様々なメディアで取り上げられ、若い働き手のあこがれの職場となり、優秀な人が集い、ますます能力を発揮して成長していく。

 

事業運営も3年度目を迎えると、数字や効率化ばかりに心を奪われるようになってきた。人は目先のわかりやすい事に流されやすい。もともとは、誰のため、誰を幸せにするために立ち上げた事業だったのか。自分の中の明らかで明確なものに、また立ち返りたい。

 

今日のばんごはん:

鮭フライとキャベツの千切りサラダ

小松菜と肉豆腐の炒め煮

切り干し大根

きゅうりの胡麻和え

 

 

 

iPad mini 5と過ごした最初の一週間

iPad mini 5 が月曜日に届いて、最初の週末を迎えた。セルラーモデルなので格安simを入れて、これで万端。

 

機能は言うまでもなく言うことなし。手のひらにしっくりくるサイズ感がやっぱりmini の醍醐味だなあ。寝転んで本を読むのにもちょうどいい。重量は、これまで使っていたXperia Z3 に比べると、さすがにずっしり感がありますが。

 

24時間ほぼ一緒にいて、もはや体の一部のようです。

 

今日はケースが届いた。ラッコ。

 

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今日のばんごはん:

前から気になっていたジンギスカン屋さんへ

 

東京の広島風お好み焼きの名店

今週のお題「好きなお店」

 

新橋にHIDE坊という広島風お好み焼きのお店がある。知る人ぞ知る麺パリパリ派の絶品お好み焼き。麺パリパリ(カリカリ)派が好きな人にとっては、まず間違いなく東京で食べられる広島風お好み焼きの中では最高峰だと思う。

 

久々に夜の営業が復活したので、夫が晩御飯にとテイクアウトしてきてくれた。

 

私は以前、広島に仕事で赴任していたことがあって、最初に入った「みっちゃん総本店」で広島風の美味しさに目覚め、その日以降、体の細胞が入れ替わるほど来る日も来る日もランチにお好み焼きを食べた。広島で生まれ育った人から、「あなたは広島人の一生分のお好み焼きを食べつくした」とまで言われた。

 

「八昌」のような有名店は1年目で一通りおさえて、ガイドブックに載らないような住宅街の個人経営の小さなお店を色々試した。広島ではお好み焼きの宅配が多く(しかもとても安い)、忙しい時はオフィスに宅配してもらって食べていた。オフィス宅配は、当時の支店長にある日呼び出され、「好きな気持ちは分かるが、匂いが残るからオフィスでは止めてくれ」と言われてから断念したけど。

 

2年間の赴任が終わって、いよいよ広島を去るという最終日に、まだ入ったことのなかった元安川沿いのパリパリ麺の名店「HASEYA」に入り、「パリパリ麺こそ至高」の結論に達して東京へ戻った。

 

東京に戻ってからパリパリ麺の広島風を探しに探して、行きついたのがHIDE坊だったというわけだ。

 

夫は、私と出会うまでは、東京の人らしく、「広島風は好きでも嫌いでも無い派」だったけど、HIDE坊を知ってから変わった。今では虜である。今日はテイクアウトしてきたのを、夫と二人でビールとサワーを空けて、悶絶しながら食べた。「やっぱりうまい。」「っていうか、HIDE坊前よりさらに美味しくなってない!?」「いよいよ至高から究極の域に達したな!」

 

好きなものは毎日だと飽きるので、月に一回というのが夫の信条。私毎日食べても飽きなかったんだけどなあ。HIDE坊さん、次は来月末に伺います。

 

ところで、広島風お好み焼きをルーツとした、愛媛県松山市三津浜焼という食べ物もある。こちらは牛脂をベースにした広島風とよく似たお好み焼き。見た目は似ていても風味が全く違う。これも大好きなんだけど、東京にはまだ店が一軒も無い。

 

 

 

ドライブスルー火葬

父親が亡くなった時、火葬はドライブスルー式だった。
新型コロナではない、17年も前の話。

 

早期退職して米国永住権を取り、60過ぎて一人ハワイで生活していた父は、ワイキキに所有するコンドミニアムで一人で亡くなった。死亡診断書の死因はHeart attack、つまり心筋梗塞だ。まだ60代、特に持病もなく元気に生活していたから、本人も死ぬ気は全くなく、倒れていた横のローテーブルの上には、まさに今黒蜜を掛けようとして開封しただろう立田野のあんみつが手つかずのまま残されていた。

かねてから親しくしていたハワイのプロテスタント教会の日本人コミュニティの方々には、警察への連絡から葬儀まで本当に助けていただいたが、その見送りのプロセスが日本とあまりに違くて、カルチャーショックの連続だった。

 

まず入管。父の死の報を受け、小さかった息子を連れて日本から駆け付けた私は、入国審査でSightseeing と答えるのに躊躇した。観光と答えなくてはいけないけど、これは観光じゃないし。と。

 

しばらく黙り込む私を、怪訝な顔をしたアフリカ系の女性入国審査官がのぞき込む。父が亡くなったので駆け付けて来たのだと、慌てて説明すると、びっくりした顔をして、それから彼女はすぐに泣きそうな顔になり、気の毒に、といって肩を抱いてくれた。

 

堅い職業の人の人間らしいリアクションには、慰められる。

 

その足でホノルル警察に行き、遺体安置所に案内される。遺体との対面は無く、写真だけの確認。少し眉間をしかめた、眠っているような顔。「お父さんで間違いないね?」と聞かれて、そうです、と答える。

すぐに死亡診断書を渡してくれて、エンバーミングと葬儀と火葬の手続きを促された。役所に行って手続きをしている間に、葬儀は現地の友人である牧師がマキキの葬儀場を手配してくれ、そのまま彼女が全てを準備して執行してくれた。

 

母親を送った時もそうだったけど、キリスト教の葬儀は明るい。

 

賛美歌をいくつも歌い、神様への感謝と天国への旅立ちを祝い、いつかの天国での再会を祈る。辛気臭さは何一つなく、悲しみを吹き飛ばすほど暖かくて透き通った晴れやかな空気がある。

 

神様ありがとう、あとはよろしく、(この「よろしく」、にはいろんな意味がある)、という気持ちになる。

 

肩の荷がいっきに降りる、この感覚も、母の葬儀で経験したものと同じだ。

 

びっくりしたのはハワイ大学の学生さんや若いOB・OGが何人も来てくれたことだ。どうやら父は同じコンドミニアムに住む学生さんと仲良くなって、週末には自宅を開放して、そうめんパーティなるものを開いていたらしい。

 

そこが小さな学生コミュニティになって、友達が友達を呼び、人数が増えていったらしい。そこで知り合って結婚したカップルもいて、奥さんのお腹には、すでに5か月になる赤ちゃんがいた。


火葬場はマジックアイランドのそばで、いつの間にか遺体が運び込まれ、私たちが到着した頃には火葬の準備が整っていた。

 

ドライブスルー火葬というのはここからだ。

 

駐車場で車を降りて、建物外にある、ほんとにマクドナルドのドライブスルーみたいな窓口に行って書類を見せると、黄色いプラスチックのフードコートでもらうような番号札を渡された。明日の12時に遺灰(遺骨ではない)を引き取りに来て、という。

 

えっ、火葬の間遺族は付き添わなくていいの?と窓口の人に聞くと、「なんでそんなことをするの?」と逆質問された。火葬の間、遺族は自宅で過ごして、終わったら取りに行くだけなのだ。

 

灰にするというから、「骨じゃなくて?」と聞くと、「日本人は骨を残すのよねー。骨じゃなくて、灰よ。」と怪訝な顔。後から知った話だけど、骨だけを残して焼くというのは技術のいることらしい。向こうでは高温で一気に遺体を焼いて灰にする。当然、お骨拾いという儀式もない。

 

日本人は遺骨に特別な思いがあるというが、向こうはそうではないらしい。死者が49日間この世に留まるということもない。お盆にちょくちょく帰ってくることもない。

 

キリスト教では地上の命が終わった瞬間に、その人の魂は、良いことも悪いことも全て込みで、神様の手に引き取られる。葬儀の後、私が「荷が降りた」と感じたのは、そこだと思う。

 

翌日、言われた通りの時間に遺灰を取りに行く。全て終わったという安堵感が再び。車を出してすべて付き添ってくれた牧師が、帰りにマジックアイランドの路上で突然車を止めた。

 

空を見上げると、ビーチの上に、見たこともないような巨大な虹がかかっていた。

 

 

今日のばんごはん:

回鍋肉

鉄鍋餃子

さんまのフライパン焼き

わかめときゅうりとしめ鯖のサラダ

20年前のシニア像

今からわずか20年前、シニアは社会のマイノリティだった。20代だった私も、シニアというのは人生の役割を終え、世の片隅でひっそりと暮らす人たちというイメージを頭の片隅に持っていた。

 

今20代の息子はどんな印象を持っているんだろう。今度聞いてみたい。

(「今は若者こそがマイノリティ」とか言われたら辛いな)。

 

社会人になって初めて務めた外資の会社を退職し(正確には911テロで会社が潰れ)、求職者給付を貰いながら通ったITの専門学校で、Tさんという人と知り合った。当時耳慣れない「シニアのためのマーケティング」の本を上梓した直後の人で、長く務めた外資製薬会社のマーケティング職を早期退職し、退職金でシニアだけをターゲットにしたSNS(当時はWEBコミュニティとかいう言葉を使った)を新規ビジネスとして始めたいという。確かTさん当時45歳。

 

その話に乗って、シニア(50歳以上限定)が気軽に集えるWEBの場づくりにWEB運営担当として参加したのは確か25歳。ネット環境はようやくISDNが普及し、ADSLが注目されはじめた頃だった。

 

 

Tさんの提言は、

 

「スーパー等で配られるアンケートはがきを見てください。”あなたの年齢は?”という属性項目が、10代、20代、30代、40代で終わっています。それ以上の年齢は”50代以上”と一括りにされている!シニア向けの商品やサービスの開発をこの国がいかにおろそかにしているか。」

 

というものだった。

 

当時、(今もかもしれないけど)この国の個人資産の9割は60代以上の人が所有していると言われていたから、彼らが喜んで出費をしたくなるような商品やサービスを開発することが、シニアの幸せにも、この国の経済にも貢献すること、ひいては全世代に貢献することになるのだというのが、新規事業の目指すところだった。

 

時おなじくして、電通が「シニア大航海プロジェクト」という、やはりシニア向けのマーケット開発のための活動を推進しはじめていた。テレビCMや雑誌などにシニアのビジュアルが頻繁に登場し始めた。

 

私たちが運営するシニア向けのコミュニティサイトのコンテンツテーマは、旅行やガーデニング、食品等。あと、当時のシニアがこぞってはまっていたのはデジカメ。メルマガもずいぶん書いた。こういう消費財に対する会員向けのアンケート調査等をして事業会社に販売する。これはTさんの得意領域だったから、事業は割と順調に進んだ記憶がある。

 

でも実は、デジカメに次いで会員の反応がよかったのは実は「ボランティア」のコンテンツだった。消費するだけの人ではなく、誰かの役に立ちたい、そういう思いをつづる人が多くて、若いながら共感した私も「ボランティア」コンテンツに入り浸った。お金にならないコンテンツばかり拡充するのはどうか、と当時社内では言われたけど。

 

それから20年たち、気が付けば当時のTさんと私は同い年だ。転職を経て、今の会社でもシニアをテーマにした講習企画を何度かやってきた。「シニアのキャリア」とか「ライフプラン」「マネープラン」を扱うけれど、その根本のところは、20年前に運営していたWEBサイトと変わらないのだな、ということに最近気づいた。

 

今日のばんごはん:

イカバターとジャガイモ炒め

ブロッコリーとスパムの炒め物

金華サバの塩焼き

肉豆腐とネギの煮物

 

 

 

 

iPad mini第5世代を買った

お題「これ買いました」

 

AppleストアからiPad mini第5世代をポチした。

 

読書、LINE、メール、ちょっとした調べもの、迷子になったときのGoogleマップスマホよりも大きめの画面が好みなので、今でもスマホと一緒にタブレットを常時携帯している。

 

XperiaZ3を10年近く使ってきたが、バージョンアップできないAndroidが流石にしんどくなってきて、外出時にいちいちWifiを立ち上げるのも面倒だし、LTEモデルが欲しいなと思ってタブレットを探していた。

 

最近のiPadは価格帯もスペックもちょうど良い感じになってきた。相変わらず重そうだけど。

 

iPad mini第5世代は、ハードのデザインはクラシカルなまま。それでいて中身は最近の必要に十分すぎるほど十分にアップデートされている。

こういうの、気が利いている。

 

マウスが使えるのも、なんかいいな。

 

明日届きそうで楽しみです。

 

お題「これ買いました」