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雨ふりうさぎの覚え書き

忘れっぽいので、日々の覚え書きを

社会人大学院 1 入試対策と予備校探し

入試対策(予備校探しと研究計画書)

私が志望したのは、MBA臨床心理士のような人気の研究科ではなく、まして自分には縁もゆかりもない学校だったので、入試対策情報の入手にまず苦労しました。思いつくことといえば、志望先大学院の事務局で過去問を閲覧できるぐらいでした。いくつかの大学院予備校に問い合わせをしましたが、当然これといった対策コースは見つかりませんでした。結局研究計画書と小論文対策をマンツーマン式で実施してくれる小規模な大学院専門予備校を見つけたので、そこで3ヶ月程世話になりました。

講師は私よりだいぶ年下と思われる現役の大学院生(国立大の経営学博士課程後期)でしたが、ポイントを抑えた明確なアドバイスをいくつかいただき、結局はそれが役に立ちました。

 

【小論文対策】

・出題に関わるであろう教授の研究内容と出版物には目を通すこと

・その研究分野で”常識”とされていることは何か、最近注目されているテーマは何かをある程度おさえておくこと

・時事的な話題もからめて論点を整理しておくこと

今思うと常識的なことばかりですが、あれもこれもと焦るばかりの私にとって、このようにピンポイントなアドバイスは大変有益でした。私が持ち込んだ資料に応じて、即興でいくつかの課題をいただき、書いて添削してもらって、を繰り返しました。小論文のお作法や書き進め方については、以前に勉強していたのであまり苦労しなかったと思います。(PREP法)。実際の入試で出題されたテーマは、予想に比べると大幅に、身近で簡単なものでしたけどね。

 

【研究計画書】
研究計画書の書き方は書籍が出ていたので、それに倣いました。その他に、予備校でいただいた社会人特有のアドバイスは、「自分自身が会社で置かれている立場や業務がどのようなもので、どのような視点・視座から研究をしたいのかを明らかにする」というものでした。これは入学後、教授から言われたことと全く同じでした。

研究計画書で最も苦労した点は、自分の研究したい内容をどのような言葉に表現したら良いかが分からず(知識不足ゆえに)なかなか文章の体裁に仕上げることができなかったということです。仕事では文章を書き慣れていましたが、「これを学術的にはどう表現したら良いのだろう?」という点で悩み、なかなか前に進みませんでした。その分野のかなり基礎的な書籍や用語辞典を読み込み、できる限り「学術的に」表現できるよう苦心しました。(今思うと用語の使い方も間違っていたりして、恥ずかしい内容なのですが)。最も役立ったのは、志望大学院の入試直前説明会でした。教授がこのような社会人学生が欲しい、というお話をされ、そこで使われていたキーワードをヒントに、これまでの下書きを見直し、まとめ直しました。

 

【教授とのコンタクト】
予備校でもう一ついただいたアドバイスは、入試前に、できれば教授と直接話をする機会を作っておくように、というものでした。これはなかなか億劫なことでしたが、説明会の後、教授の周りから人がいなくなった隙を狙って、思い切って声を掛けました。自分の名刺を差し出して名乗り、今日の説明会の感想を手短に言い、「自分はこの学校でこのような研究がしたいと思っている」と伝えました。教授はニコニコして、「それなら○○理論ですね」とおっしゃり、さらに、直近で予定されている教授主催のシンポジウムの案内までいただきました。「事前登録が必要だけど、僕の名刺を受付で見せれば大丈夫だから」と。

 

それはもう嬉しかったです。絶対にこの大学院、研究科で学びたい、研究がしたいという自分自身に対する強い動機づけになりました。入試では、口述試験で、シンポジウムの感想を回答の中に交えて述べました。教授も「ああ、あの時の」という反応をされていました。

あの時、物怖じせずに話しかけて良かったと今でも思っています。