人形町界隈のテイクアウト
魚久の西京漬け切り落とし整理券を貰いに行ったら、休業中だった。夫が楽しみにしていたのに、残念。ぶらっとお散歩して帰ってきて、仕事に取り掛かる。
家の近所でも4月に入ってから店内飲食をお休みするお店が増えていて、外食大好きな夫は最初つまらなそうにしていたが、GWは気持ちを切り替えて、テイクアウトメニューを色々楽しんだ。
夕方、いつもより人通りの少ない街へ二人で買い物に出ると、居酒屋の軒先にテーブルとテイクアウトのお料理が並んでいて、静かなお祭りのようで気持ちがワクワクする。
これすごいねえ、いいねえ、と言いながらGW中に頂いたテイクアウトは、
- 呑舟の魚(人形町)
美味しいのどぐろのお刺身が一尾700円。銀むつの煮つけ500円という信じられない安さ。日によってメニューが替わる。上品な味付けでお箸が進む。ちょっとしたお惣菜も、とても美味でした。閉まるのが早いので、最初に覗きに行きます。
- 魚仁(月島)
家からは結構歩くけど、軒先のお刺身や魚料理のテイクアウトは以前からの名物。散歩がてら足を延ばします。鮭のハラス焼きの山盛りは、あれば絶対買う。煮つけは少し醤油が勝っている感じです。
- かかし(日本橋蛎殻町)
予約必要のテイクアウト特別メニューで、丁寧に仕込まれた13品ぐらいのおつまみが3パックに入って2000円。お野菜を使ったお惣菜が中心で、数の子の燻製がとても美味しかったです。
- そよいち(人形町)
黒く煮込んだハヤシライスが名物の洋食屋。夫は散歩ついでにおやつ替わりに食べて帰ってくる。ここも以前からお持ち帰りやっていると思うのですが、GWはビーフカツ等もトッピングにしたハヤシをお持ち帰りして、お昼にいただきました。
- やましょう(人形町)
もつ鍋の人気店が自宅用のもつ鍋セットをテイクアウトしています。もつも美味しいけど、牛蒡の風味が利いたスープが絶品。息子を家に招いて、三人でいただきました。
まだ買えていないけど、この機会にチャレンジしたいね、と話しているのが、
- すぎた(日本橋蛎殻町)
泣く子も黙るお寿司の名店。店内予算は一人3万円ちかくするけど、テイクアウトで1万円のばらちらしを今だけ販売中。電話で注文受付ですが、すぐに予約いっぱい。タイミング合わせて電話しないと。
夫は美味しいものや美味しいお店が大好きで、飲食店の開拓にはいつも余念がなく。チェーン店はほとんど利用しない人なので、人形町や日本橋のような個人飲食店が軒を連ねる街や、昔ながらの商店街は、歩いているだけで幸せになるそうな。
ほとんど自炊派で外食の習慣の無い私は、週に何度も外食したい夫の感覚が最初カルチャーショックだったけど、お散歩しながら美味しいお店を探す楽しみに最近、染まってきました。二人とも街歩きはもともと好きなので、行先を決めずに玄関を出て、3キロも4キロも歩いて帰ってくるのが休日の日課。
平日は私が強制的に作るので、家ごはんだけどね。
今、飲食店は経営がとても大変。それぞれのお店の方が大切に守ってきたお料理やお味が、いつまでも続きますように。
今日のばんごはん:
牡蠣のオイル煮と豆苗の炒め物
大根とおかかのサラダ
塩さば
もずくのサンラータン
まぐろのヅケ