浅草まで散歩
今週のお題「遠くへ行きたい」
6月第一週は札幌旅行を計画していたけど、キャンセル。毎月1回は旅行に行くというルールの我が家が、3か月も旅していない。その代わり、毎週土曜日か日曜日は5キロ以上のお散歩をしようね、と、地図を見ながら色々計画している。
今日は夫と2人で浅草まで歩いた。日本橋界隈を抜けて、馬喰町を抜けて浅草橋と蔵前を 抜けて。片道4キロ、往復8キロの散歩道だった。
浅草はだいぶお店も開いていたが、晴天の日曜日とは思えないほど、人はまばら。子供の頃、おばあちゃんによく連れてきてもらった仲見世は、こんな感じだった記憶がある。 静かに賑やかな、これが本来の姿ではなかったかしら。
オープンエアのもつ焼き屋で、もつ煮ともつ炒めと、夫が昼ビールで、私はレモンサワー。
心の底から気持ちが晴れ渡るほど、気持ちがいい。
舟和の芋ようかんソフトを2人で半分こして食べながら、隅田川沿いをずっと歩いて、帰宅。
今日のばんごはん:
小松菜とスパムの炒め
たかさごのチャーシューと煮豚と煮卵
鮭のハラス焼きと大根おろし
明太子とクリームチーズ
鉄鍋餃子
死ぬとき後悔しない仕事
事業管理に日々奔走している。私の本業はカウンセラーで、それを事業化し、今は管理とか教育業務が9割だ。官公庁への手続き関係、資料や教科書・カリキュラムの修正、スケジューリングや受講者募集、WEBサイトの企画等等。加えて、企画とか得意な領域は社内のプロジェクトに引っ張りだされる。
奔走しながらも、思う。事業は潰れされても少しのお金を損なうだけだ。だいたい赤字垂れ流している事業ではないから、利益がなくなるだけだ。うちぐらいの規模の会社なら、事業一つ消えても、誰一人、痛くもかゆくもない。消えたことに気づかない人の方がきっと大多数だ。
カウンセラー業務は違う。一つの失敗が、その人の人生とその家族、夫や妻、その子供たちの将来までも損なうことがある。逆に良いカウンセリングはその人の人生を良くし、家族を幸せにし、その子供たちを繁栄させる力を持つ。
会社の地位とか多くの人が求める仕事の価値や生産性なら事業管理や運営になるのだろう。でも目の前のクライアントの人生を受け止めるカウンセリング業務の方が、はるかに重い。
あまり気づかないけど。
Amazonに読みたい本リストがたまっていく。全部買ったら大変な金額になりそうだ。
魚久のすぐそばに区立図書館があるじゃないか。日本橋図書館の蔵書は11万冊。切り落としピックアップして、その帰りに図書館に寄ることができる。こりゃ天国だな。
京橋図書館は35万冊。京橋図書館なら帰りに築地場外に寄って魚が買える。魚買って、100円バスに乗って本を読みながら帰れるじゃないか。これもすごい。天国の上はなんていうんだ。
今日のばんごはん:
鰆のフライ
レバニラ炒め
サバの塩焼き
塩昆布キャベツ
わかめときゅうりとしめ鯖の酢の物
夫の好きなところ
うちの夫には欠点がない。ないわけないのだが、探しても見つからない。
新婚という病気なのか。
会社のPCの付箋アプリに、夫の好きなところリストを仕事中こっそり書き溜めていたら結構長くなった。ITからPCの認証基盤の更新をするので余計なアプリは消してくださいと言われたので、あわててテキストだけ移植する。
今のこの気持ちこそ「覚え書き」しておくべきことなのかも。
夫の好きなところ
- さわやかイケメン、まず顔から好きになったことを私は素直に認める
- 長身でスタイルが良い
- 甚平もパーカーもスポーツウェアもビジネスカジュアルもみんな似合う
- いつも清潔で、適度におしゃれで身なりに気を配る
- 笑顔が世界一級レベル、しかもデフォルトが笑顔
- デフォルトの笑顔からびっくりした顔、困った顔、くるくる変わる表情が豊か
- つまり表情筋が人よりも発達している
- だいたい、いつも機嫌がいい、勝手に機嫌が悪くなったりしない
- こころがいつも、落ち着いて安定している
- たまに落ち込むときは「落ち込んでいる」ことと理由を教えてくれる
- 悪い空気を吸いにいかない、悪い言葉をいつも避ける
- 喧嘩の空気を上手に避ける
- ユーモアのセンスがあって、たいがいのことはユーモアで乗り切る
- 仕事に誇りを持っている、その道のプロの自覚で仕事している
- 部下から頼られている、部下をすごく大事にしている
- 上司との折り合いもうまい、会社の困った人の扱いもうまい
- 両親を適度な距離で大事にしている
- 私の息子と友達のようにしてくれる
- 家の家事を手伝いではなく自分の仕事と思ってやってくれている
- 洗濯が少なくとも私よりうまい
- 料理も少なくとも私よりうまい
- 身の回りをいつもきれいにしている、整理整頓が私よりもはるかにうまい
- 物を捨てるのが上手、ルールをちゃんと持っている
- 共感力があって、話をよく聴いてくれる、興味のないことも聞いたふりをしてくれる
- いつも一緒に考えてくれる
- 私のちょっとした変化にすぐ気づいてくれる、困ったときは一緒に困ってくれる
- 私の仕事に関心を持って話を聞いてくれる、頑張ったり成果だしたときは凄いね、とか、やったね、と言ってくれる
- 旅行が好き、歩くのが好き、食べるのが好き
- 金銭感覚がきちんとしている、買い物上手で無駄遣いをしないが、楽しみにも上手にお金を使う
- 動物が好き、ただし爬虫類と虫は苦手
- マメでよく動く、よく気づく
- 子供並みに好奇心旺盛でじっとしていられないのがかわいい
- 人を助ける心を持ってる、行動もする
- 運転が上手、丁寧で歩行者に優しい
- とても頼りがいがある、人から頼られたいと思っている
- でも、家では甘えるのもうまい
- もりもり食べるのがかわいい、パクチーと塩辛以外は好き嫌いがなくて、何でもおいしいといって食べてくれる
- 一緒に映画やテレビを楽しめる
- 一緒にゲームを楽しめる
- 小さなことにありがとうを言ってくれる
- 適当に良いタイミングでごめんね、を言ってくれる
- 言葉がいつも暖かい
- 一緒にいると幸せ
- 一緒に歩いているとき「楽しいね」と言ってくれる
今日のばんごはん:
いさきの開き
レバーの甘辛煮
大根のサラダ
じゃこピー
キムチ納豆
トランジション
講習企画のためにウィリアムブリッジスの「トランジション ――人生の転機を活かすために」を読んでいる。AmazonのUnlimited で無料公開されていてびっくり。
誰の人生にも、何度でも(時には前触れなく)訪れ、人間としての発達を促すトランジション。ブリッジスの定義は終焉から中立圏を経て、新しい始まりへのプロセス。客観的に自分の状態を受け入れ、きちんと自分の足で踏みしめていくためには、ひとりではなくカウンセラーや支援者の力があった方が当然良い。
ブリッジスはトランジションを支援する専門職の育成を考えたという。
なるほど、と思う。
今日のばんごはん:
まぐろホホ肉のガーリックバターステーキ
大根とホタテのサラダ
マーボーナス
キムチ納豆
おつけもの色々
ToDoリスト
複数の「やるべきこと」が頭の中にいつも押し寄せ、時々雪崩を起こし、そこからさらに集中力が乱れるという悪循環の中で長いこと戦っていた。
私はずっとカレンダー式のタスク管理をしていたが、とあるADHD当事者の方に、ADHD頭の人はToDoリストが向いていますよ、と教えてもらって以来ToDoリストは私の仕事に欠かせない存在になっている。彼はADHDで障害者手帳を取ったが、その更新を忘れて失効したという筋金入りさんだ。
彼によるとToDoリストは書き出した分だけ、頭の中のメモリの負荷を下げてくれるので、思考がすっきりする。書き出したToDoリストがまた集団で頭の中に戻ってこないようにするためには、それらの優先順位をつけていくだけでよい。今、必要なタスクだけが頭の中に帰ってくるから、輻輳せずに済む。
すごくよくわかる。
私はWEB上の無料ツールを使っているが、ToDoリストを更新するたび、頭の中の霧とか雲のようなものが晴れていくような快感をいつも感じる。
昔中華料理屋の厨房でバイトしていた時、マスターの口癖は「厨房はいつも広く使え」だった。使った調理器具や廃棄物は、とにかく速やかに片づけていく。調理台が広いと美味しい料理が作れるのだと。
頭の中と厨房はきっと似ている。
ToDoリストの項目の中には、着手することに恐怖を感じるものがいくつかある。官公庁関係の報告書とか手続き書類、数字を扱うもの等で、特にフォーマットが決まった類の仕事である。こういう関係は、過去に失敗体験がたくさんある。本来、私の最大の苦手領域なわけだから、やるべきではないことなんだけど、事業管理を仕事にしている以上、避けられない。
企画やクリエイティブな仕事は何も心掛けなくてもタイミングよく着手ができるのに、こういう苦手な仕事からはいつも逃避したくなる。
私はクリスチャンなので、こういうとき、ToDoリストを見ながら、時々祈る。まず着手できるように、祈る。そして進められるように、無事完了するように祈る。そうすると心の中の恐れがすっと解けて、着手する勇気が湧いてくる。
今日のばんごはん:
鮭のハラス
野菜の厚揚げ
小松菜としいたけと豚肉の炒め物
酢の物
お新香色々