雨ふりうさぎの覚え書き

忘れっぽいので、日々の覚え書きを

障害者雇用にトレンドあり・・・今は、精神障害者雇用の夜明け前だ

障害者雇用で有名な某企業さんのセミナーにお邪魔しました。


パネルトークが興味深かったので、覚え書き。
かなりぶっちゃけた内容です。不快に成る方がいたら申し訳ありません。

 

・障害者の法定雇用率が引き上げられ、有料の障害者職業紹介が成り立っている。

・要望が多いのは、軽い肢体障害で障害者手帳を持ち、しかし精神は健康、知能は正常、仕事もコミュニケーションも健常者と同じようにこなせるような人。で、できれば若い人。(随分都合の良い話に思えますが、人事も必死だからね)。

・しかし、そんな人は、全障害者中の2%にもなりません。(しかもそういう人は自分の”市場価値”を分かっているので、入る企業を選びます)。

・ちなみに、全障害者のうち、職業を持っている人は5%にも行きません。(なんと、もったいない)。

・障害を持って、仕事をしたい人はたくさんいるのに、企業とのマッチングができない。企業からは障害者人材不足感があり、障害者から見ると、働ける場が少ないとなる。

・今や、発達障害の人に注目が集まっている。アスペルガー発達障害の人の能力の高さに人事も気付き始めていて、特に若手は引く手あまた。養護学校在籍中の青田買いもはじまっている(!)。(いや、ホントですよ、高校1年にもなると、発達障害で職場になじみそうな人はすでに就職決まってるんですよ)。
・じゃあ次はどうするか?精神障害の人に目を注いで行くべき時に来ている。

 

障害者総合支援法、法定雇用率の引き上げと、障害者雇用の現場は大きな変化が立て続けに起こりました。精神障害者の法定雇用率引き上げは2018年の予定。・・・これからは、精神障害者雇用のノウハウが必要とされる時代が来るでしょう。


今は、精神障害者雇用の夜明け前です。